BorneoReportVol2 2010-08-14

ボルネオ = 熱帯雨林 のイメージはありましたが、 実際、飛行機でコタキナバルに着き、国内線でサンダカンまで移動、 さらにビリやスカウまで車で2時間で、やっと熱帯雨林の入り口という過程が必要です。 このサンダカンからビリに向かうまでの車窓が衝撃的でした。 両サイド、延々にパーム椰子のプランテーションです。 時速100キロで2時間、ずっとです。本当にずっとです。森なんて見えませんでした。 これはパーム椰子から植物性油を採るためです。 健康志向、脱石油、自然に優しい・・・、こんなキーワードの下で 洗剤やカップラーメン、スナック菓子、バイオ燃料etc、世界中から需要があります。 日本が大半を占めてるみたいです。 パーム椰子ブームの前は熱帯雨林を伐採し、ラワン材として日本に輸出してました。 こういったプランテーションの問題については各自で調べ、各自で認識して欲しいと思います。 とにかく現地でその開発の凄まじさを体感して、その後のジャングル体験もどこか100%は 楽しめない部分がありました。 P1030754(1).jpg セピロックのオランウータン保護センターにて。 開発等で森を追われたウランウータンの子供などを保護して、 野生に返すセンターです。

その他 | 2011.03.25